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73億円:気になる地下鉄

スペインの列車同時テロを受けて、日本の主要駅では地下鉄サリン事件以来の警備態勢「フェーズE」を敷いているという。政府によるテロ対策の補助金は73億円だそうだ。小さな危機管理もままならない政府だけに頼るのではなく、「自衛隊をイラクに派兵した国」の国民として、各自も危機管理をしなくてはならないだろう。平和ボケなどと呼ばれないように。



テロ対策という意味で、私は「地下鉄の網棚」が気になる。例えば、テロリストが小型爆弾入りのバッグを「網棚」に置いて逃走したとしよう。網棚の下の座席は気持ち良さそうに爆睡したビジネスマンだ。(先日もそんなのがいた)

私は、網棚の荷物と持ち主と思われる乗客を見比べて、ヘンだと思ったらその人に尋ねるべきか? 最近『不審物を見つけたら届けてください』と車内アナウンスで駅員が呼びかけているが、地下鉄サリン事件の教訓はどこまで活かされているのだろうか?

ニューヨークの地下鉄車両に網棚は無いのは、機能性を重視するとともに危機管理を考えてのことだ。当然、地下鉄で眠っている人などひとりもいない。
by clairvoyant1000 | 2004-03-25 16:23 | 0)その他


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