カテゴリ:7)広告とadvertising( 50 )

眼はクチほどにものを言う

a0003694_12103447.jpg米国パイオニアのTVモニターのコマーシャル
TBWAのクリエイティブは、常に私にインスパイアを与えてくれる。
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by clairvoyant1000 | 2007-10-03 12:09 | 7)広告とadvertising

funny billboard

a0003694_15211451.jpg街中にOOH広告が浸透している米国では、マスメディアとのコラボレーションによってマーケティング的な相乗効果を生んでいるが、広告表現としてもマルチなメディアを効果的に使ったものが増えてきた。ペプシのTVコマーシャルはその好例である。
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by clairvoyant1000 | 2007-07-19 16:19 | 7)広告とadvertising

#73:安心なら安全か?

【ニュースと広告】シリーズ#2
『犯罪はびこる街では安心して暮らせない』と、一概に言えるものではないと思う。私は東京よりマンハッタンの方が安心して暮らせる。

何か事件が起こると、マスメディアに登場するコメンテーターは「安全と安心」を同列に並べて解説するが、安心の概念は人それぞれ違うはず。食や治安にかぎらず、「安全」と「安心」をきちんと理解せず安易に使ってしまうのは、養老孟司氏のいう『バカの壁』ではないだろうか。

「安全」は根拠に基づく客観的なものであり、「安心」は主観的なものである。例えば、かつて行われたBSEのための全頭検査とて、消費者が安心するためのものであり、安全のためのものではない。これが分かっていない日本の消費者は、自己責任という言葉の意味もおそらく理解できないはずだ。

日本に安全神話というものがなくなったとすれば、そろそろゼロリスクの夢から覚める時期に来ているのではないだろうか。

以下は、「靴墨」(nugget)と「車」(POLO)の広告である。広告リテラシーの低い今の日本でこんな広告を作ったら、きっと抗議が殺到するだろうなあ。

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by clairvoyant1000 | 2007-06-02 13:28 | 7)広告とadvertising

OOH広告の反響度

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月刊「創」の誌面で知ったのだが、先月初旬、渋谷パルコの壁面広告が話題になったという。記事によると、『けしからん』とか『相応しくない』との声が大きかったらしく、広告主も会社の内規に照らし合わせた結果、わずか2日で撤去をしたとのこと。
 
この広告のクリエーティブを云々する気などない。そんなことよりも、今回の問題というか大きな意味は、ブログをはじめとしたCGMがこれだけ日本に浸透したことによって、渋谷の一箇所だけに掲載(おそらく)されたOOH広告が、撤去しなければならないほどの反響を呼んだということ。

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by clairvoyant1000 | 2007-05-20 00:32 | 7)広告とadvertising

#71:恐怖の乗り物

【ニュースと広告】シリーズ#1
マンハッタンから地下鉄で気軽に行けるビーチは「コニー・アイランド」。ちょっと物騒だけど、陽気なラティーノが多くて楽しいビーチだ。ここにはふたつのニューヨーク名物がある。ひとつは、ホットドック(元祖Nathan'sの発祥地)、もうひとつは、郷愁漂う遊園地だ。

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そこにある「木製レールのローラー・コースター」と「観覧車」は、トライする価値がある。両方とも、想像を超えた動きをするので、違った意味で恐怖を与えてくれるのだ。以下は、別の遊園地「プレイランド」の広告だが、さしずめこんな感じです。
 
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by clairvoyant1000 | 2007-05-12 13:30 | 7)広告とadvertising

#65:エアライン・シリーズ

先日、旅客機のボディ部分が広告メディアとして売りに出されたという記事をどこかで読んだので、エアライン繋がりとしてストックしていた広告を引っ張り出してみた。
 
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by clairvoyant1000 | 2007-04-05 13:33 | 7)広告とadvertising

#64:フルハウス完成

OOH広告は、その国の文化レベルを表しているような気がする。

このような広告をみると、米国や欧州は大人の国だなあと思う。OOH広告の需要は日本でもますます高まっているが、街をメディアとして利用する訳だから、景観も考慮した「ノンバーバル・コミュニケーション」によるアプローチを検討してみる価値はあるのではないか。

日本に帰って、無秩序で野放し状態の街頭広告や人気タレントの巨大な看板を見上げるたびにつくづく思うのである。
 
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by clairvoyant1000 | 2007-04-01 13:34 | 7)広告とadvertising

#41:フジヤマ・ゲイシャ?

1122.jpgユニクロがタクシーの広告スペースを使って大規模なキャンペーンを展開中。ついにこの秋、5番街にフラッグシップ・ストアをオープンする。

タクシーの広告は数種類を用意しているが、中でも目を引くのはカタカナのみの看板。白地に真っ赤なのシンプルな広告は、写真を使った広告よりも目立っている。このカタカナのみの看板がアメリカ人がどのような印象を抱くのかとても興味深い。ユニクロはニュージャージーのショッピングモールに一号店をオープン、ソーホーに期間限定の店舗を構え、折り込み広告なども積極的に行われていたため、ブランド知名度は高まっている。

市内のエスニックタウンに行くと、外国語のみで書かれた看板に遭遇する。特に韓国系の看板はハングルのみを使ったものが多く、韓国人客のみをターゲットにしたビジネスをしている商店が多い。中国系は英語の商店名もつけているが、漢字とまったく異なる意味の英語が付けられてあり、英語だけ見ても何を売っている店かは分からない。英語では「American Dream」とあるのに、横には「○○肉食公司」とかと書かれていたりする。英語だけ見ても肉屋だとはアメリカ人には分からない。

しかし、このユニクロ広告は、エスニック看板とは違う機能を果たしているように思える。日本のアニメがこれだけ普及しており、言語はすべて吹き替えされているものの、中に出てくる商店などには日本語の看板がそのまま入っていたりする。袴を着た登場人物が日本的ジョークを連発するが、これがそのままアメリカの子供たちにすんなりと受け入れられている。アニメの英語ロゴもカタカナ風にデザインされていたりする。この看板のカタカナは文字としてではなく、グラフィックデザインとして機能しているのだろう。

先日、10歳の時に伊豆に2年間住んでいたという31歳のアメリカ人と話す機会があった。当時流行っていたマクドナルドのおまけやら、シェーキーズの「クレイジーピザ」など、ローカルネタで盛り上がったが、日本に対してエキゾチックという感覚よりも、クールな印象を持っていることを聞かされた。日本のアニメを見て育った20代・30代にとって、日本文化は「フジヤマ」「ゲイシャ」とは違う次元に存在しているのだ。ユニクロのカタカナ看板が若者が抱いている日本の「クールさ」のイメージにピタリとあえば、熾烈な競争を繰り広げるカジュアル服市場で勝ち残る可能性は高い。
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by clairvoyant1000 | 2006-09-19 13:33 | 7)広告とadvertising

#39:思わず手にとる

1120.jpg路上でチラシ配りに遭遇して、その紙を手にするか、しないかの判断はほんの数秒。宣伝マンのアナウンスメントを聞いて、何についてのキャンペーンなのか判断することもあるが、実際に手にするかを決定する際にはやっぱり視覚に頼る。紙にいったい何が書かれているのか、一番大きく書かれたコピーやイメージを見て数秒で決める。
 
たいていの人は、時間に追われていることもあり、こうしたキャンペーンに関わりたくない。人々が懸念するのは「何かをさせられる」「時間をとられる」こと。そして、何かをもらって「損」したり「だまされたり」はしたくない。ダウンタウン14丁目、ユニオン・スクエアでは早朝からマーケットが開かれ、ニューヨーカーで賑わっている。ニューヨーク近郊からやってきた農家の人たちが新鮮な野菜や果物をここで販売しているのだ。この公園内には、地下鉄ユニオン・スクエア駅がある。この駅はニューヨークでも最も混雑する駅で、この入り口でチラシ配りに出くわした。

チラシはカラーできれいに印刷された絵葉書サイズのもの。最も大きく書かれたコピーには「栄誉の殿堂」とあり、いったい何のことだか分からない。普通だったら、よく分からないものは手にしないのだが、気づくと手にして「ラッキー」な気分になっていた。
 
チラシマンはフライアーと一緒にスペアミントのガムを添えていた。ガムはどうしても必要なものでもないが、もらってうれしいものでもある。そう、ガムにつられてチラシをもらっていたことになる。ガムに関連したキャンペーンなのかとよくチラシを見ると、「ギャラリーチャーチ」とあり、ある展示会なのだと分かるが、開催場所は高等学校、「あなたは伝説になりますか?」などと書かれ、いったい何の展示かあえてあいまいにしてある。
 
サイトに行って調べてみると、この団体はキリスト教系の新興宗教で、この展示は「神の偉大さをテーマ」にしたもの。ニューヨークでは毎日のように展示や公演が行われている。開催者にとって客寄せは大変なものだろう。雑誌や新聞にツテがあれば、リスティングで大きく取りあげてもらえるが、たとえば、こうした新興宗教系のイベントは大きくは取りあげられない。プロモーションは自分たちで考え抜かなければならないのだ。
 
この団体はガムメーカーと関わりがあるとは思えない。これが、ブレスミントやシュガーフリーのチョコでも効果は十分にある。ガムを卸値で安く購入すれば、広告費と比較しても、それほど大きな金額にはならない。もらって得した気分になるお菓子→ちょっとあいまいなチラシ情報→ウエブサイト。この小さなおまけで宣伝効果はかなりアップしていることだろう。
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by clairvoyant1000 | 2006-09-07 13:34 | 7)広告とadvertising

#38:広告は最後に

1119.jpgニューヨークの地下鉄で繰り広げられている航空会社のキャンペーン広告。中でも国内旅行を中心にプロモートしているジェットブルーの広告は他社ほど予算をかけていなさそうだが、なかなか味のあるキャンペーンだ。この広告、イラスト上にボストン、シアトルなどの観光地名をポンと置き、ポスター数枚を使って波のような曲線ラインで乗客の視線を泳がせる。曲線の流れに乗って行き着く先は、その下に書かれた文字だけのシンプルな広告。
 
『拝啓 ニューヨークのみなさま、飛行機に乗った時点でバケーションは始まっています。敬具』『拝啓 ニューヨークのみなさま。私共は、たまたま顧客サービスを行っている航空会社ではなく、たまたま航空会社となった顧客サービス業です。敬具』

マーケターのチャーリー・クックは「広告で商品を売ろうとしてはいけない」と強調している。「なかなか難しいが、売ろうとする習慣を断てれば、広告費を無駄使いすることはなくなる」。それよりも、見込み客にとって重要な関心ごとに触れるのだという。そして、コピーを読み返した時にハッとすれば合格。また、広告が商品を売ってくれると期待していてはダメ、マーケティングのシステム、フォローアップ戦略があってこそ初めて広告の効果が現れる。

ジェットブルーの副社長でマーケティングを担当しているエイミー・カーティス・マクアインタイアー氏は「広告というものは最後に『ミックス(構成要素)』に加えるもの。まず、いい商品を開発し、社内の全員にミッションを理解させます。そしてPRを通して私たちのストーリーを伝えていきます。広告は最後にきます。そうすることで現実的な予算の中で広告を展開していくことができます」とインタビューで答えている。

広告で商品を売ろうとすると逆効果、しかし、商品やミッションを見逃しては広告キャンペーンは成功しない。ジェットブルーの「サービス重視」ミッションは効果的に広告に反映されているようだ。
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by clairvoyant1000 | 2006-08-30 13:35 | 7)広告とadvertising