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カッコイイ肩書き

ビジネス環境や仕事が進化するにつれて、新しい肩書きが生まれる。グラフィック・デザイナーのリチャード・S・ワーマン氏は、自らの職業を「インフォメーション・アーキテクト(情報建築家)」と名付けているそうだ。



日本ではウェッブ・サイトのデザイナーをさす場合もあるが、肩書きで仕事が貰えるのであればそれも良いだろう。

日本のTVプロダクションに所属していたとき、私はプロデューサーという肩書きで仕事をしていたが、ニューヨークに移住してフリーの身になってから、肩書きはクソの役にも立たないと知った。そもそも日本にプロデューサーは数えるほどしかいないだろう。

私の知り合いのビジネスカードには「プログラム・アーキテクト(プログラム構築家)」と書いてある。なかなかカッコイイ肩書きだが、プログラマーとしての実力を伴ってこそだ。彼はニューヨークの業界でも有名な人だが、時給も破格に高いため日本の大手ソフトウェア会社に紹介した際に怖気付かれてしまい、オーディションの段階で採用に至らなかった。

『超一流の人を紹介して欲しい』と言っていたくせに。ニューヨークくんだりまで探しに来て、けっきょく在米日本人のプログラマーを選んでいたっけ。
by clairvoyant1000 | 2004-08-31 16:44 | 3)戸惑いとsurprise


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