トールフリー「1800WWWDELL」(9993355)と、URL(
www.dell.com)を共通させることを
テレドメイン という。
ちなみに、「フリーダイヤル」などという古臭い呼び方はNTTを象徴しているようで可笑しい。恐らく、このデジタル時代にロータリーダイヤルの電話機を使っている人を配慮してのことだろう。
それはさておき、これは米国ではごく当たり前のレギュレーションだが、日本でも不可能なことではない。ただ、殆どの日本人が
シングル・タップ(pdf資料参照)という50年来のメソッドに気が付いていないだけである。
ひとりでも多くの方に、この
ロゴナンバーの概念を知って貰い使ってもらうことで、少しは企業と消費者とのコミュニケーションが「近く」「深く」「便利」になると思うので、どうぞご利用を願いたい。
Dell Colors Inspiron
Agency: Mother New York
Creative Directors: Linus Karlsson and Paul Malmstrom
Copywriters: Dave Clark and Todd Lamb
Art Director: Bill Moulton
Music by The Flaming Lips
しかし、質実剛健というイメージのDELLも随分と垢抜けたものである。まるでマックのようではないか?
90年代の後半、私は日系企業や日本から来た駐在員のためにPCのコンサルティングも行っていた。ハードディスクをパーテーションで区切って、英語OSと別に日本語OSをインストールしたり、インターネットの設定などをした。キーボードを触ったこともないという重役さんには、エクセルやパワーポイントの使い方を伝授した。
米国メーカーのPCで日本語OSとの相性が良かったのは、IBMでもCOMPAQでもHPでもない。唯一「DELL」だったため、殆どのお客には私がカスタマイズしたDELLを薦めたものだ。ダイレクト・マーケティングのオペレーター達からは活気が感じられ、とてもフレンドリーで親切だった。(これは株インセンティブのお陰である)
そういえば、ワールド・トレード・センターの60階にあった日系銀行のサーバー・ルームで、トレーダーとした話を思い出す。
『どんな株の銘柄がお勧めですか?』と私。
『あなたの方が良くご存知でしょう』とお茶を濁すトレーダー。
当時、私は気が付かなかったが、自分が一番素晴らしいと認めていたPCの株を買っておけばよかったのだ。