#13:街なかのスオッシュ・マーク

OOH広告のお手本として引用されるものに、ブラジル・ナイキによる「ゴミ箱バスケット」がある。ナイキ・ブランドの訴求と街の美化啓蒙を兼ねたもので、公共場所に設置されている既存のゴミ箱にバスケット・ネットを設け、ゴミをきちんと捨てるように促したもの。ネット・ボードにはもちろんスオッシュ・マークが描かれていた。
 
a0003694_1837790.jpg写真にある「スピード・シリーズ」では、壁を突き抜けるスピード感を2枚の壁で上手に表現して、2004年度のオビー賞(OOH広告優秀賞)を獲得した。 
  
クリエーティブ・センスの高いナイキがOOH広告で常に高い評価を浴びているのは、スポーツという幅広いテーマがOOHに相応しいのと同時に、ナイキ・チームによる自由で豊かな発想によるものだと思う。
 
 
 
a0003694_3343224.jpgタグボートが行き交う運河にこのような広告を設けることで、男の力強さを増している。
  
常識で考えれば躊躇するような過激な企画も、実際に街なかで再現されればクスッと笑ってしまうものばかり。だからこそ消費者にウケルのだろう。
a0003694_415176.jpg
このビルの曲線部分の窓はダミーである。
 
このように、街の情景と一体化させることができるのもOOHならではだ。こんな広告を見かけると、誰でも嬉しくなって広告主にパーミッションを与えてしまうのではないだろうか。(2006年4月28日)
[PR]
by clairvoyant1000 | 2005-04-28 02:00 | 7)広告とadvertising


<< #14:サイズにこだわる 「いい加減」と「良い加減」 >>