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クレーマーvs.クレーマー

カナダのマイク君とマイクロ・ソフト社のバトルは、予想した結果に落ち着いたようだ。果たしてこれが日本だったらどうだろうか。



日本では、企業のお客さま係に苦情をいう客を「クレーマー」という造語で悪者呼ばわりする風潮があるように思う。たしかに「たかる者」も中にはいるだろう。しかし、そのような者と「苦言を呈する消費者」の違いが分からない企業には問題がある。要はCRMができていないということだ。米国には「自分が太ったのはハンバーガーのせい」と、ファーストフード店を訴えるような理不尽な者も多い。が、そのためにロイヤー(法律家・弁護士)が存在し、無謀な消費者はのさばることはできない。消費者もまた、ひどい企業に対して泣き寝入りはしないのだ。

本来の「クレイム」(claim)とは「要求・請求」の意味であり、苦情は「コンプレイン」(complaint)だ。この言葉が正しく解釈されるようになれば、日本も企業と消費者がフェアな関係になるだろう。
by clairvoyant1000 | 2004-02-13 12:07 | 0)その他


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